生協パルシステムのコ・ソーシング事業
共生コミュニケーションVol.1
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共生コミュニケーションVol.1
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YUIDEAの共生コミュニケーション事業は、パルシステム・リレーションズ様(以下PR 様)とともにパルシステム生活協同組合連合会様の商品カタログやチラシ等の作成、ECコンテンツの制作・運用などの支援、また組合員へのコミュニケーションまわりを提案、実行する機能を担っています。いわゆる52週マーケティングに伴走し続けて約30年。「生活者のくらし課題に向き合い続けることが我々の使命でもあり、この積み重ねをベースにした提案力こそ力」と話す執行役員岡部有希子に、共生コミュニケーション事業が提供する価値としてのコ・ソーシングとその源泉について聞きました。
-最初にYUIDEAと生協パルシステムとの関係について教えてください。
YUIDEAの成り立ちに大きく関わっているのが、生協業界の中で最初に個人宅配を手掛けたパルシステム生活協同組合連合会様(以下パルシステム連合会)とのお付き合いです。共同購入が当たり前だった時代に、家族の形の変化や女性の社会進出などを見据えて、個人宅配というビジネスモデルに転換する事業に伴走するために、当社が設立されました。
2015年、パルシステム連合会様の子会社パルシステム・リレーションズ(当時コープネクスト、以下PR)様に資本参加・一部事業分割し、新たな戦略提携関係を構築。パルシステム編集室の協働運営により、カタログコンテンツとオンラインショップのシームレスな運用にむけた基盤づくりを進めています。

―共生コミュニケーション事業のオフィスは東新宿にありますね。
共生コミュニケーション事業(以下共生事業)には編集・デザイナー含め約60名が、パルシステム連合会様、PR様と同じ東新宿のオフィスに常駐しています。
パルシステムの商品の中でも、食料品の領域を中心に活躍するメンバーがいたり、生活用品を得意としていたり、また、売り場に限らず理念に直結するコンテンツを担当することもあったりと、さまざまなキャリアや関心をもったメンバーが業務に取り組んでいます。
パルシステム事業のことを熟知したベテラン編集者&デザイナーから、食や環境、社会問題に関心が強く新たにジョインした社員など、さまざまなバックボーンを持った人が集まっています。

週刊の商品カタログはメインの本誌で2媒体(Kinariとコトコト)、それぞれ食品だけでも毎週約800品が掲載され、商品や取り組みを通して理念を伝える表紙やくらしに寄り添い提案をする特集、生産者や産地のこと伝えるコーナーや他媒体、別チラシなど、膨大な量の情報が同時にいくつも動きます。
スピードと正確さが必要なのはもちろんですが、パルシステム連合会様がどのような考えで売場(カタログ)を作ろうとしているか、組合員さんに何を届けたいかということを同時に理解することも必要です。そういう意味でも物理的に近いところで、同じ会議に出席したりすぐに会話ができることはとても重要なんですよね。
―「カタログ制作会社ではない」ということの意味を教えてください。
例えば私たちは半期に一度のパルシステム連合会様の方針会議に出席します。今期の取り組みが総括され、来期は何をしていくのかということが発表されます。この会議をはじめとする「源流」に近い情報共有の場への参加によって、職員の皆さんと同じタイミングで先々の方針を受け取り、理解した上でのアウトプット提案が可能になっています。
また、取材などはパルシステム編集室のスタッフとして当社の社員が対応することもあるため、パルシステムの事業などを理解して、パルシステム連合会様やPR様の職員と同じようなレベルで質問・説明できなければいけないと意識しています。生産者の方などは「編集室の人間ならこれはわかっている」という前提で話してくださるのですが、産地・メーカーと組合員との接点づくりの一部を担っているのだという認知・信頼をいただいているのだと自負しています。これも企画会議など上流からジョインできているということと、 30年余り受け継いできた歴史やノウハウの積み重ねでもあると思います。

臨場感をすくい取る取材、広告表現に関する法的知識を身に付けたうえでのアウトプットを週単位というスピードで実行しており、膨大な情報のやり取りの中でコ・ソーシングの形は日々磨き上げられてきました。これによって精度の高い企画と制作、統括までを顧客とともに行う体制を実現できていると思います。
次回はパルシステムの事業を理解するために行っている研修やくらし視点についてお聞きします。
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